原晋青学監督

この方の指導法は、確かに実績から評価されてしかるべきだと思うが、それでもメディアでの露出が多すぎると、果たして本当にそうなのかなと感じることが多くなった。

例えば、部員を連れだして、バラエティーに出て、これも一種のトレーニング的なことを言っていたが、あれはウソだと思う。

自分がテレビに出たいから出ているのだろうし、自分だけ出て成績を落としたからみんなで渡れば怖くないへと方向転換をしたのだろう。

ぼくも現役時代は、テレビのこっち側にいて、撮影した方だが、こっち側と向こう側ではまるで世界が違うものだ。

ぼくの友人のK君は、いつも「あれ、不思議ですよね。素人の方って、本番!の声がかかった途端、人が変わりますものね」と言っていた。

確かに、表情がカチンコチンに固くなったり、声が変なトーンに代わってしまう人も多かった。

歩き方も、本番になると妙にかしこまった妙な歩き方になったりする人は多い。

撮ってる側にいると、何でそうなるの?と不思議に思うのだ。

そのK君が、ひょんなことから生番組に出演することになった。

撮影部隊のみんなで見たのだが、あんなこと言ってたK君がテレビカメラの前ではカチンコチンになっていた。

みんな大笑いだった。

いっしょに出ていたT君は堂々たるものだった。

普段は、真逆の人なのだが。

番組出演の感想を聞いたら、「めっちゃ楽しかったです」とT君はまんざらでもない感じで答えていた。

K君の方はと言えば、しばらく落ち込んでいた。

「いやー、あんなに緊張したのは初めてでした。みんな、ああいう感じだったんですね」

前言撤回どころじゃなかった。

でも、それからしばらくして彼がディレクターをやってる現場を覗いたら、やっぱり「表情を硬くしないで!」と素人の出演者に言っていた。

立場替わればそうなるのだろう。

原監督は、さしづめ、T君タイプの方なんだろう。

テレビカメラが回るといい方へ興奮する。

それはいいのだが、いい方へ興奮する人はなかなか足が抜けなくなる人が多い。

お呼びがかかる間が花だろう。

せいぜい寸暇を惜しんで出られたらいいと思う。



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