北風小僧の寒太郎

土曜日中に提出しなければならない企画書を家で書いている。

じつに静かな昼下がりだ。

今日は、シベリア寒気団が下りてきているらしく、朝起きた時は、真冬並みの気温に久々に震えた。

でも、お天気はいい。窓の外が明るく輝いている。

わが家の前を灯油売りの車が通りすぎていく。

“キタ風ーこぞうっの、かんたろー”

「かんたろー」。部屋の中で歌ってみる。

“ことしっも、町まーでやってきたぁー”

「そうだな。今年も町までやってきたなぁ」と思う。

“ひゅるるーん、るん、るん、るん、るん”

ルン、ルンというからなんとなく楽しくなってくる。

でも、少年少女合唱団の歌声は徐々に遠くに消え去っていく。

静けさがまた戻って来た。

ブログなんか書いてなくて、企画書書かなきゃ。

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