津田雄一さん

昨日のテレビでこの方ばかり見ていました。
JAXA「はやぶさ2」のプロジェクト・リーダー、津田雄一さん。
おりしも、昨日、今回の任務を終えた小惑星「かぐや」の石が日本に届きました。
オーストラリアにカプセルが届いたときの一筋の光跡は、この人にとってはどんな意味の輝きであったのでしょう。
これまでの学説を覆すとんでもない発見があるといいなと思っています。
10年前、ぼくが顧問をやっていたところで開かれていた、シニアのための各種講座。
この中に、ぼくの朗読講座もあったのですが、他の先生の「宇宙学講座」もありました。
確か、JAXAに関係してきた先生が講義をなさっていたのですが、たまたまその会場のパーテイション越しに、ぼくのデスクが置いてあり、否応なく聞くことができました。
いつもは、まず耳を取られることはありませんでしたが、「はやぶさ」1号の講座だけはつい聞きほれて聞いていました。
最後に、満身創痍のはやぶさに地球を見せてやろうと無理やり姿勢を変えて、地球を撮影させた時、半分だけ写っていて、画像のあるところも紗がかかっていた、これは「はやぶさ」の涙だったんだ、と言って解説者の先生がのどを詰まらせました。
この時、ぼくも、つい涙を流してしまいました。
いいお話でした。
昨日は、12月8日。
79年前、日本は真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争に突入しました。
そういう意味では、「はやぶさ2」の偉業のニュースの方がよほど人類の進歩に役立つニュースだったと思っています。
その、記念すべき日に、ぼくの次女が横浜で二番目の男の子を出産しました。
二人の娘がさらに二人づつ、今度六年生になるのをかしらに、四人の孫が全員男児でした。
子孫も残しましたので、もう何の未練もないはずです。
思い出深い12月8日になりました。
この記事へのコメント
まず名前が良いですね。 ハヤブサとかかぐやなど日本語でいい感じです。
完璧な飛行だったと津田さんがいっていましたね。
謙虚でコメントもいい感じでした。
日本人として、大きな誇りに感じます。
こういう頭脳明晰な若い世代が、世界をリードしてくれる。
まことにありがたいことです。
ぼくの孫たちにも一人くらいそういう活躍をしてくれる男がいてもいいのですが。ぼくのせいで無理なのですかねぇ。
1994年に桐朋高等学校を卒業[5]して東京大学に進学。1998年 東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業した[6]。東京大学大学院工学系研究科へ進学し、2003年に大学院航空宇宙工学専攻博士課程修了。
だそうです。
おでこが後退しても、優秀な人に違いはありません。(笑)
ま、どっちにしろ、禿げてるだけなんですけどね。
禿げてる人ほど禿げてるとは言いたがらない。
ぼくの先輩は、「白髪頭になるか、禿げるかだと、禿げる方が潔ぎいいだろ?」と言っていました。