ジャングルポケット 斎藤慎二さん

ジャンポケ斎藤.jpg


なんでも、この方がまだ少年だったころ、自殺まで考えるほどのいじめに遭ったという。

で、その話をラジオでしたら、新幹線の中で30代くらいの男性に、勇気をもらいましたと言って、ひどく感謝されたということだった。

ぼくもそろそろ72だから、まぁ、人並みなことは経験してきたと思う。

その中に、当然のことながら、死にそうになった経験もある。

最初のピンチは乳飲み子だった時、高熱が続き、山場の夜を迎えたことがあったという。

心臓が止まりかけた時、医者の父が胸を叩いてくれたおかげで乗り越えたというから寸前まで行ったのだろう。

次に、中学生の時、ダムで泳いでいて、おぼれかけたことがあった。

林間学校では、川で流され、これも機転を利かせて、孟宗竹を投げてくれたおじさんに助けられた。

大学生の時は、自転車でサイクリングコースを猛スピードで下っていて、登ってきたトラックに轢かれそうになったこともあった。

他にもちょっと間違えていれば、という場面はいくつかあった。

死にたいと思ったことも数度、ある。

でも、何か助けられて生き延びてきた。

今ではすっかり馬齢を重ねただけのじいさんに成り下がって、余命を享受している。

ジャンポケの斎藤君ほどではないが、ぼくも、落語の後に感謝されたことがあった。

「まじめに生きても、うまくいかない人間が、だったら刹那を笑って生きよう。落語は、そういうちょっと落伍しかけの人にいいんです」とまくらで語ったのが、えらくその方の胸を打ったらしいのだ。

個々人の人生は、それぞれ命を終えていくのだが、自分が生きていたことで、誰かの命を救うことができたなら、それはまた別の救いになる。

ぼくのような大したことはかけらもない人間だって、生きてきた甲斐はあったのだろう。

最近はそう思って、自分を慰めている。





















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この記事へのコメント

jisei
2020年02月19日 16:15
jisei的に死にかけたことは1度だけ、小学校6年の時に雷に打たれて飛ばされて、よく助かったとみんなに言われました。81年生きてきました、今ではCO2を排出するだけの生産性のない動物に成り下がりました。
炊飯姫
2020年02月19日 17:20
死にかけたことと言えば、高校生の時に大きな病気したことですかね。
そこで命を救われたからこそ、ごろーさんとも出会うことができました。

ここで死ねたらと思ったことも…何度かあります。
ツライことは誰でもあるから、きっと、誰でもそうですよね。
「死にたい」とつぶやく人の本心は
「本当は生きたい」「生きる希望を持ちたい」
だそうですよ(^^)

あと、ジャンポケ斉藤さん、もともとは俳優志望で文学座の養成所に所属されてたそう。
座員になられていたら可児でお会いできたかもしれません。
ごろー。→jiseiさん
2020年02月19日 18:59
ウワッ、雷ですか!!!

それはすごい。

ぼくは、雷大嫌いです。

栃木の矢板CCで、ゴロゴロ言い出したので非難したのですが、クラブハウスに入った途端、近くの大木に雷が落ちました。
18番のフェアウェイを閃光が横切るのを見て、驚きました。
5分遅かったら、と震え上がりました。
ごろー。→ジャーちゃん
2020年02月19日 19:06
そうなんだ。
文学座にいらしたら、お会いできたかもしれませんが、さほど嬉しくもなかったでしょうね。
遊佐ちゃんみたいに、変わった人くらいだったかもしれません。

ジャーちゃんは、まだまだ若いからこれからがむしろ大変だと思いますよ。

でもまぁ、濃姫やったり煕子夫人をやったり、好き放題しているからいいか。(笑)