乱 仲代達也
仲代達也の似顔絵がどうしても描けない。
何か違う。
多分、ここに来てくださるブログ仲間の多くの方が、それは毎回、感じていらっしゃるのではないかと思う。
他の方たちの似顔絵を見てても、感じる。
うん、わかるけど、なんか違うよなぁという感覚。
もちろん、自分で描いてても思う。
どんなにデフォルメしても似顔以上に似て見えるという似顔絵だってある。
極端なのは、顔の輪郭だけで誰だかわかる似顔絵だってある。
作者が何か本質的なものを握っているからに相違ない。
例えば、仲代達也さんはむしろ特徴のある顔だから似顔絵的には描きやすいはずである。
美人の女優さんが描きにくいのは、美人なるがゆえに特徴が出しにくいからだ。
美人はほんのちょっと輪郭が上下してもすぐ不細工になる。
目にいたっては、わずかな釣り目タレ目の差で別の人に変化する。
デフォルメして似せようなんて、至難の業になる。
だから、こっちは、対象の顔だけではなく雰囲気みたいなものを描こう描こうとする。
それが成功すると、なんだか顔自体は似てなくても描き切った気になるのだ。
ぼくが、多分この人は意地の悪い人なんじゃないかと思うと、そこを描こうとする。
それがつかまえ切れたら、多少似てなくても堂々と掲載できる。
仲代達也。
この人はどんな人なんだろうか?
いろんな写真を描いてみている。
今日のは、映画「乱」から。
ただデッサンして描いたものだが、こう言うのを描いていると見えてくるものがあったりする。
仲代達也さん、よくわからない。
この記事へのコメント
でも、この似顔絵は似顔絵じゃありません。
ただのデッサンです。
でも、こう言うのをいくつか描いて描ける似顔絵もあります。
結局、みなさんに気を遣わせてしまっただけでした。
気に入らなかったら掲載しなけりゃいい。
中途半端なものを出して、自分の実力のなさを補おうなんて根性がよくなかった。
反省しています。