叱責する言葉

ぼくは、最近、やたらとパワハラだセクハラだ、○○ハラだという風潮はどうなんだろうなと思っている。

確かに、権威に笠を着た発言というのは傍で聞いていても、気持ちのいいものではない。

まして、言われる本人の立場だったら、相当ムカつくと思う。

しかし、ぼくらが若い頃は普通にそう言う罵声を浴びせられて一人前になって行った経緯がある。

ぼくは九州で高校までいたので、当然みたいに剣道をやらされた。

試合で闘志なく敗けたりしたら、海軍兵学校から高校教諭になった剣道部の先生から竹刀でたたかれたり、蹴られたりした。

仕事場では、そんなもんじゃなかった。

怠惰や怠慢、不注意や心ないやり方が発覚した時は、容赦なく罵声が飛んできた。

叱り飛ばされて、ふさぎ込んでいると、誰か先輩がそばに来て、「○○さんだって、お前が憎くてあんなこと言ってんじゃない。早く一人前になってほしいから言ってんだ。愛情の裏返しなんだよ」なんて囁いていったものだ。

「お前みたいな出来損ないは、早いとこ死んじまえ」、頭を拳固で小突かれながら、そう言われたこともあった。

それが愛情の裏返し?冗談だろ、と思ったことも一度や二度ではない。

涙が出るほど、悔しい思いをしたり、逆上して、殴ってやろうかと思ったことも数限りない。

実際、叱責とともに、ビンタをはられたことだってあった。

組織にあっては、怠惰、怠慢は叱責されて当たり前だ。

そのために職制はあるのだから…。

泉明石市長が辞任に追い込まれた。

ぼくは、擁護派だ。

七年間も進展してなかったら、それは当然、怠慢を叱責される。

いくら激しても、云々という人がいるが、あの言葉を聞いて、本当に火をつけに行くことはないだろう。

ぼくは、そういうおためごかしをいう人の良識を疑う。

自分の知性を高く見せるための発言としか思えない。

叱責するという行為が弱体化すれば、それに伴って、人間の質も落ちていくだろう。

ぼくはそう思うが、みなさんはどうだろうか?




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この記事へのコメント

2019年02月04日 16:37
明石市長、すぐにけつを割るとは思いませんでした。もう一度選挙で白黒つけるべきでしょう。
2019年02月04日 21:08
市民の良識派からは、もうすでに元市長の擁護的
意見が出ているようですから、選挙で復活するでしょう。でも選挙前にあの部分だけ切り取って公表する汚さ、そっちの方がよほど人間的にはダメ。
2019年02月04日 22:10
辞職することを「ケツを割る」というのですね。
知りませんでした。

>もう一度選挙で白黒つけるべきでしょう。

だけど、どうなんですかね、4年間辛抱して、その後に出直し選挙に出るべきだと思いますが。
ま、もっとも、それが録音を公表した側の狙いなんですかね?
2019年02月04日 22:14
>でも選挙前にあの部分だけ切り取って公表する汚さ、そっちの方がよほど人間的にはダメ。

こういうことを狙ってやる人がいるんですね。
ぼくにはとても信じられませんが。
まぁ、もっとも、そんなことされるという泉さんもよくよく人望のない人なんですかね。
ゆらり人
2019年02月05日 09:49
今回の市長の罵声もちょっとばかり行き過ぎかも知れませんが、批判が市長だけではなく当事者にも批判が出たことに少しばかり安堵しました。
まだ公平に見る気持ちが残っているように感じました。
私も昔はよくお叱りと罵声も浴びましたよ、頭を叩かれる、ビンタを受けることも多かったように思います。
でも怨んではいませんね。
このことが後まで残らずゴローさんの話を読んで思い起こすくらいですから叩く方も叩かれる方もその行為に納得することが出来ていたのでしょうね。
今は、何処か陰湿な部分が多くなったのでしょうか。
今は普段から良い子(ひと)ぶって裏では、その反動か陰湿な気持ちが起こるのでしょうか、権利ばかりを主張して先生を馬鹿にして好き放題ですからね。
でも何で権力を持つとこれだけ偉そうに言えるのかな~とも思います。
2019年02月05日 10:18
>私も昔はよくお叱りと罵声も浴びましたよ、頭を叩かれる、ビンタを受けることも多かったように思います。でも怨んではいませんね。

あぁ、ゆらり人さんもそうでしたか。
昔は鉄拳制裁はどこか正当化されていましたからね。
でも、その裏に全部愛情があったのかというとちょっと疑問に思います。
向こうもムカついて、手を出したことは多かったと思います。
でも、仕事での叱責は、今ではあれがなかったら一人前にはならなかったかなと思っています。
ここでこういうことをすると、とんでもない事故につながりかねない、そこから出発して、やっと一人前でしたからね。

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