ごろ-の寝言

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zoom RSS 自作詩「兄き」

<<   作成日時 : 2018/11/26 14:39   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 6

奥さんの葬儀の日、兄は小さくなっていた

斜めに立って、喪主のあいさつをしていた

涙声になって、何を言ってるかわからなかった

あの兄が

右に倒れて立っていた

むかしの兄は強かった

鉄棒と水泳で鍛え上げた上半身は筋肉隆々だった

髪は黒く、針金のようにピンと立っていた

その髪も、すっかり白くなった

顔も伏し目がちになっていた

兄貴

白くなった兄貴

右にかしいでしまった兄貴

時の重さがそうしたんだね

息を小さく細くしながら暮らせばいいさ

我慢強さを下ろしてさ

気持ちいいこと探してさ

だらしなく生きればいいさ


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コメント(6件)

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琴線にふれました。
母の葬儀での父の姿が
閑に折り重なってくるようでもあり…

“時は 
過去から流れる川にすぎない”
そんな言葉にリンクする想いです。
小枝
2018/11/26 15:43
お褒めいただきありがとうございます。

ぼくにとって兄は絶対的な憧れでした。
だけど、その人生はあまり恵まれたものではなかったかもしれません。
性格も真反対で、ぼくは兄のように体を鍛え上げることもせず、勉強もいい加減にしてきました。
でも、全体的には、ぼくの人生の方がよほど恵まれている、そんな気がします。

だけど、われわれ兄弟ももうすっかり年老いました。そう思います。
ごろー。→小枝さん
2018/11/26 15:55
兄弟が打ちひしがれていると、何とも悲しいですよね。あんなに強かった兄が姉が、と、思うと泣けてきました。
これからもあるのでしょうね。
What's up?
2018/11/26 20:02
人間、誰だって等しく年をとっていく。
その絶対的な摂理は重々理解してても、やはり老いた兄弟を間近に見ると悲しいものです。

兄きも年取ったなぁと思った時、何ともいえず哀しい想いに捉われました。
ごろー。→What's up?さん
2018/11/27 09:58
ゆうべ、この記事を拝見したのですが、自分に置き換えて想像すると辛すぎて、閉じてしまいました。
いつもニコニコしている私の姉が、悲しみにうちひしがれている場面とか、反対に姉が………とか。ごろー。さんのお辛い気持ち、わかるような気がします(ToT)
わらび
2018/11/27 10:55
>ゆうべ、この記事を拝見したのですが、自分に置き換えて想像すると辛すぎて、閉じてしまいました。

すみませんでした。

おりょりょりょ、わらびさんにまでお辛い思いをさせるつもりではありませんでした。堪忍してたもんせ。

でも、わらびさんはそうやって自分のこととして考えてくださる。
その優しさが、ぼくの勇気になっていることも事実です。

みな、元気に明るくあってほしい。
特に、血を分けた兄弟は。
でも、人間はみな老いて行く。
その逃れられない自然の摂理が切なくて。
こんな詩を書いてしまいました。
ごろー。→わらびさん
2018/11/27 11:14

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