「ピカソのしくじり偉人伝」

昨日、何気なくテレビを見ていたら、オリラジの中田君が「ピカソ」について話していた。

「ゲルニカ」「アビニオンの娘たち」「泣く女」の3枚の絵を出し、教科書に載っているこれらのピカソの絵がわれわれをアートから遠ざけていると言い切っていた。

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                         「ゲルニカ」

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                         「アビニオンの娘たち」

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                         「泣く女」


みんなが抱いた「この絵のどこがいいんだ?」という素直な疑問。

でも、それを言うと、「なんだ、お前、芸術的センスゼロだな」とバカにされる恐怖があって口にできなかった。

ところが、これを大声にした男が出てきた。

芸人 永野である。(こもちゃんのブログにも出てきた)

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「ピカソより普通にラッセンが好き~~」

クリスチャン・ラッセンのことである。

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で、中田が言うには「この普通に」の「普通」がみそなのだと。

普通に見て行って、ピカソの絵が好きになるか、という質問になる。

そこで、ピカソが書いた15万点の中から中田が選んできた、各時代の10点を出してきて、みんなに好きかどうか聞いていく。

中には、およそ古典的ともいえる写実的な絵からイラストタッチの軽い絵、造形的な絵まで各種取り揃えてあった。

みなさん、最初は「これもピカソなの?」とびっくりしている。

そして、そのうち、いわゆるピカソらしい絵というものが出て来る。

でも、こうやってみると、ぼくらが抱く「ピカソらしい絵」というのは、ほんの一部分にすぎないという解説につながる。

以下、自分の感覚で好きか嫌いかで判断すればいいのが、「アート」なのだという説明にたどり着く。

最後に、ピカソの女性遍歴にまで触れて、プレゼンテーションは終わった。

なかなかの見ごたえであった。

ぼくも現役時代は、プレゼンテイションの場にはいくつも立ち会ってきた。

「いいプレゼントとは?」への答えというか、原則論もいくつか持っている。

そういう意味でも、実にいいプレゼンだった。

聴衆の興味を引く設問の置き方が抜群だった。

次は、歴史を題材に2時間枠の特番でプレゼンするらしい。

よかったので次も見ようと思っている。






















裸婦は裸婦として—人間ピカソ (1982年)
サンケイ出版
中田 耕治

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この記事へのコメント

2016年08月30日 21:59
絵を見るのも描くのも才能のない私。
ピカソの代表作の良さが、イマイチ
分かっていない(^_^;)
ジミー大西の絵も、これに近い。
絵について解説をする方もいるが、
そんなん全然分からへんし。
色々と研究された結果なんでしょうね。
私は、写真のように描かれた絵が
好きですね。

プレゼンの上手い人、尊敬します。
私、下手くそなんでね(^_^;)
2016年08月31日 13:17
あぁ、りーにんさんに見てもらいたかったなぁ。

>絵を見るのも描くのも才能のない私。
ピカソの代表作の良さが、イマイチ
分かっていない(^_^;)

そうなんですよ、そういう気持ちからピカソもアートも永遠に理解されない。
オリラジの中田君は、そこを実にわかりやすく説明してくれていました。

実は、ピカソも、写真のように写実的に描いた絵もずいぶんあるのです。
>私は、写真のように描かれた絵が
好きですね。
そういうのが好きという方は、数多い。

ほとんどの人が、「普通にラッセンが好き」な方たちなのです。
で、写実的な絵が芸術性が劣るのかと言ったら、決してそんなことはありません。
好きな「絵」を好きと言えるのがアートの世界なのだ、と言ってました。
まったく、そうだと思います。

プレゼンは、ほとんどが技術です。
りーにんさんだって、うまくなれますよ。
2016年09月01日 11:56
ご指名に 預かりました まだこもよです!(笑) 「ピカソ」より 「ラッセン」の方が「わかりやすい」ですよね!(きれいだし 上手いし?) でも 「絵を 上手く描ける人」って 世界中に ものすごく たくさんいるわけで ただ「上手い」だけでは 「売れない」んですよね! そうすると「個性的」となるのだけど… なかなか 意識しては 個性的には 描け無いですよね〜 だから 「天性の個性的画風(?)」を 持つ人が 売れてしまうのでは?
実は 私も 幼稚園の頃 「個性的かつ ダイナミック」な 絵を 描いていたみたいなんですが…小学校に入ってから あまりにも「個性的過ぎる」がために みんなからバカにされ…普通の絵を描くようななってしまいました!あのまま 描いていたら 今頃…やっぱり 普通に「田舎の床屋」ですね!(笑)
2016年09月01日 22:02
こも弟へ。

そうか、そりゃぁ惜しいことをしましたね。
そのまま「個性的すぎる」絵を描き続けていれば、いまごろは…どうかなぁ >やっぱり 普通に「田舎の床屋」 だったですかね!(笑)
ま、いいじゃん。そういう星の下に生まれついたんだからさ。
でも、案外、いまからでも遅くないかもよ。
> 「天性の個性的画風(?)」を 持つ人が 売れてしまうのでは?
うん、おいらもそう思う。
ということは、描いてみたら、バカ売れするかもしれないじゃん。なんでもあきらめてしまう前にやってみてからね。
2016年09月03日 13:52
絵の世界って広いですね。いろんなご意見ありがとうございました。
ちなみに私、ルノワールが好きです。絵のことまた教えてください。
2016年09月03日 14:17
日本人って、ルノワール好きな方多いですよね。
シャガール、ルノワール、モネ…、ここまで人気があるのは日本だけらしいですね。
美意識というのもお国でいろいろ微妙に違うでしょうからね。

ところで、きろひの16さんがとても言葉を大事にされているのをいつも好ましく思っております。

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