自作詩「春の雪」

劇場の楽屋口

春の雪が舞っている

ちらり、ほらりと

あたりは、びっしょり雨の後のようだ

どうせ降るなら真っ白な雪景色に変えてくれよ

台詞、言えてないよ

つまり、そういうことなんだな…


舞台の袖裏

春の雪が舞っている

煌々と輝くスポットライトのなかで

君の歌声は白い結晶になって舞っている

芝居、やれてないよ

いいな、歌で観客を魅了できる人は


本番中の楽屋

春の雪が舞っている

モニターがみんなの熱を伝えている

観客が惜しみない拍手を送る

演技、おざなりだよ

どうしたんだろう、心が入らない


ひとりぼっちの演技なんていらないな

想いのこもらないセリフもいらないな

心が凍てついた役者もいらないな


ぼくの心に雪が降る

春の雪が舞っている










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この記事へのコメント

2015年03月01日 09:54
>ぼくの心に雪が降る

満足できてないんですね。
80%でいいんですって、100%を望むとストレスになるし、観客は意外と100%満足してますよ。




2015年03月02日 09:33
What's up?さん、ありがとうございます。
本番前って、いつもこういう感じになるんです。
「なんでこんな簡単なことが出来ないのだろう?」
そんな感じです。
まだこもよ
2015年03月02日 10:26
絵を描いている時に・・・「思った色」が 作れない日があって・・・・色を作るのって 「思い通りならない」・・・と いろんな色を混ぜていくと・・・だいたい「思い通りの色」にはならない・・・それって 「料理の味付け」も似ていて・・・よく「迷走」に入ってしまうことがありますけど・・・そんなときって「いろんな調味料を入れすぎ」なんですよね(味がまとまらないから 色々と入れてしまうんだけど・・・?)
もう一つ・・・駐車するのに 車が一発で止めれると時と 何回修正しても 思い通りにならない時がある・・・
これらの原因は なんだろう???
仕事でも 一発で決まる時と そうでない時が 「角刈り」の 天頂部(平らな所の事ですね)が 特にですけど・・・。
ただ…一発で決まらなくても 修正して 「ベスト」に近づけるのが 「ベテラン」の領域になってきている証拠なのかな???(なんてね?)ただ・・・時間がかかるので・・・疲れます・・・。
2015年03月02日 13:24
こもちゃん、ご忠告ありがとう。
そうなのかもしれません。
駐車場によっては、なぜか引いてある線と車の角度が合わないところってありますよね。
演技もそれに似たところがあって、ここに縦列とか言われて、縦列に絶大な自信があってもなぜだかピタッと決まらないことがあります。
そう言う時って、切り返しても切り返しても納得できない位置にしか来ない。
演技しながら、あれ?おかしいな、変だなって思っている。そう言う感じです。
気持ちがきちんと入っていると、自分的には納得がいくんですけどね。
2015年03月02日 18:32
春の雪が舞っている

いまの私の気持ちのどこかと
そっとリンクしてくるこの一小節
重くて 軽い
まさに春の雪の不本意さを秘め
琴線にふれます…


2015年03月02日 19:46
あ~、お願いです、小枝さん。
小枝さんの春の雪を詩にしてみてください。
>重くて 軽い
それがぼくでは綴れません。
2015年03月03日 18:46
>あ~、お願いです、小枝さん。

…と、ごろーさんに云われると
何故かお断りのできぬ私がおります。
折りしも3/1に「小さなおうち」をTV観賞。
松たか子さんが好きなので
観終わるとイメージがどんどん膨らみ、
詩というか短冊小説(ごろーさんの十八番)
のようなものが浮かびまして…

春の雪=私の偏見とご一笑されつつ
読んでいただけましたなら
大変うれしゅうございます。

その拙詩の編集を終えましたので
これよりアップさせて戴きます。
イメージには個人差がありますことを
予めご了承下さいませ(笑)
2015年03月03日 22:30
小枝さんのところにもコメント入れたんですけど、なぜだか入っていません。
でも、でも、凄い詩です。
ホント小説のような詩ですよね。素晴らしい。

ぼくも「小さなおうち」見ましたよ。
奥さまの帯が朝と違っていたのを発見した時、黒木華さん演じるお手伝いさんは、瞬時にこういう感じのシーンを想像したのでしょうね。
妖艶さの中に、上気した体温を感じました。
参りました。
2015年03月03日 22:54
ごろーさん、早速のご来訪
心より感謝いたします。
コメントはタイムラグ現象でも生じて
いたのでございましょう。
拙ブログできちんと ご寄稿を
確認をばさせて戴いておりますので
どうかご安心下さい。

そうです。
まさに「帯」こそが私の心を
ゆさぶったキーアイテムでした。

山田監督が描かれると
不倫の何とお上品なことか…(照)
後ほど自身の当該記事へも
お返事をさせて戴きますので。

今日は私の亡母の誕生日。
存命しておれば99歳でした。
お褒めの言葉を噛みしめて
3月3日は間もなく過ぎようとしています。

ありがとうございました・・・

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