カード詐欺におれおれ詐欺

曇りガラスだけで仕切った打ち合わせスペース。

隣接したところで仕事していると、時にあえて聞くでもないのについ聞いてしまう話しがある。

先日も、男性四人がしゃべくり合っている。

ひとりの男性が、「いや、内の息子がこの前カード詐欺に会ってね」といきなりとんでもないことを言い出した。

なんでも、インターネットでカード決済をしたらしいが、その後改めて問い合わせが来たという。

これが、曲者だったらしく、気がついたらいつの間にか60万円を盗み取られていたらしい。

フィッシングという手口だったらしいが、インターネットでカード情報を気安く書くのはよろしくないという結論になった。

そうしたら、別の男性が「いや、実は弟から打ち明けられてびっくりしたが、おれのおふくろが弟を語ったおれおれ詐欺に会っちゃってさ。200万円やられちまって」という。

噂には聞いていたが、本当に結構間近なところに被害者の方がいることに驚いた。

昔、学校で先生が、もちろん冗談だが、「詐欺っていうのは頭がよくないとやれない」だから「犯罪者になるなら、下手なカッパライとかじゃなく演技力を兼ね備えた詐欺者になれ」と言っていたことを思い出す。

でも、今の詐欺は薄汚い。

詐欺自体が薄汚い行為だろうが、犯罪者としての美学がない。

そういう薄汚い詐欺にまんまとあうこと自体が悔しい。

で、考えたのだが、われわれの演技力とおれおれ詐欺犯罪者の演技力、どっちが上か?

勿論、向こうだろう。

金かかっているだけ真剣さが違うはずだ。

そう思うとやっぱり悔しい。

そんな薄汚い精神の犯罪者に負けるとは。

隙を見せぬ思考と高邁な精神にのみ演技の神髄は宿ると思うのが間違いなのだろうか?

騙すことと演技とは根本的に違うものなのか?

演技の奥義とは何かをこうしてまた考えている。

なかなか入口さえ見えぬもどかしさに苦吟している。








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